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高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)のご紹介

高幡不動 生活

この記事では、高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)を紹介しています。

高幡不動尊金剛寺、正式には高幡山明王院金剛寺と呼ばれるこの寺院は、東京都日野市に位置し、真言宗智山派に属しています。関東地方で三大不動の一つとされるほどの重要な寺院であり、新選組副長、土方歳三の菩提寺としても広く知られています。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の場所

高幡不動尊金剛寺
〒191-0031 東京都日野市高幡733

京王線・多摩都市モノレール「高幡不動駅」から徒歩5分の場所に位置しています。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の参拝時間

高幡不動尊金剛寺の参拝時間は通常、朝7時30分から夕方17時までとされています。また、御朱印を受け取ることができる時間は、午前9時から午後17時までです。訪れる方々は、これらの時間内に寺院を訪れることで、静かな境内を散策し、御朱印を受けることができます。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の歴史

高幡不動尊金剛寺は、平安時代初期にその歴史が始まります。この寺院の創立は、慈覚大師円仁が清和天皇の勅願に応えて、東関地方の鎮護のために山中に不動堂を設け、不動明王を安置したことに由来します。その後、1335年(建武2年)の大風により建物が倒壊し、1342年(康永元年)には現在の場所へと移転しました。

室町時代には、その霊験から「汗かき不動」と呼ばれ、多くの戦国武将に崇敬されました。また、江戸時代には関東十一檀林の一つとして庶民からの広範な信仰を集める場となりました。しかし1779年(安永8年)の大火で多くの建築物が失われたものの、昭和50年代からの再建努力により、かつての壮麗な姿を取り戻しています。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の見どころ

高幡不動尊金剛寺には、数々の見どころがあります。以下はその主要な建造物と特徴です。

仁王門

仁王門は室町時代に建立され、昭和34年に国指定重要文化財として解体復原修理が行われました。この門の上部には、江戸時代初期の運敞僧正による「高幡山」の扁額が飾られています。

不動堂

不動堂も室町時代の建築で、東京都で最も古い文化財建造物の一つです。内部には不動明王が安置され、多くの信者に崇敬されています。

五重塔

高幡不動尊金剛寺の五重塔
この五重塔は和様建築の美しい例で、青銅瓦葺きが特徴です。高さは総高で45メートルに及び、平安初期の様式を模しており、建設には約5年の歳月が費やされました。

奥殿

高幡不動尊金剛寺の奥殿
奥殿には、修復された丈六不動三尊像をはじめとする多くの文化財が収蔵・展示されています。1階は展示室、2階は収蔵庫として使用されており、月曜日は休館日です。

その他の見どころ

・大日堂:江戸時代の大火後に焼失したが、昭和57年に再建されました。
・聖天堂:安永8年の大火以来、約230年ぶりに再建されました。
・大師堂:同じく安永8年の大火で失われた後、再建されました。
・虚空蔵院:無限の知恵と慈悲を持つ虚空蔵菩薩を祀る場所として知られています。

これらの建造物と寺院の詳細は、高幡不動尊金剛寺の歴史と文化的重要性を象徴しています。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の御朱印

高幡不動尊金剛寺での御朱印は、奥殿(寺宝展)の裏側に位置する納経所(朱印所)で授与されており、受付時間は午前9時から午後4時までです。この場所では御朱印帳も入手することが可能です。高幡不動尊の御朱印は、不動明王の力強い存在感を映し出した迫力満点のデザインが特徴で、訪れた多くの信者や観光客に人気があります。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の宝輪閣(お札所)

宝輪閣は、高幡不動尊金剛寺における重要な施設の一つであり、以下の機能を持っています。

護摩修行の受付

護摩修行の申し込みを受け付けています。

お札・お守りの授与

護摩札、お札、お守り、破魔矢、熊手、だるま、ほのほうちわなどの授与を行っています。

交通安全祈願の受付

交通安全祈願の申し込みも宝輪閣で受け付けています。受付時間は午前9時から最終受付午後4時30分までです。

護摩料の支払い

各種護摩札の料金支払いもここで行います。

高幡不動尊金剛寺を訪れる際は、宝輪閣の位置と受付時間を事前に確認しておくことで、スムーズに各種祈願を行うことが可能です。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)の行事と催し

高幡不動尊金剛寺では、一年を通じて多彩な行事が執り行われており、中でも特に注目されるのが6月に開催される「あじさいまつり」です。

この期間中、約250種類、7,800株のアジサイが寺院の境内で美しく咲き誇り、多くの訪問者を魅了します。また、毎月28日には月例祭(ご縁日)が行われ、この日は多くの参拝者でにぎわいます。

又、高幡不動尊境内で2024年7月27日(土)・28日(日)の午後6時より盆踊りが行われます。

これらの行事は、地域文化の一環として、また霊的な一致点として多くの人々に親しまれています。

まとめ

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)を紹介しました。

高幡不動尊金剛寺(高幡山明王院金剛寺)は、その豊かな歴史的背景、重要な文化財、そして季節ごとに行われる多様な行事を通じて、多くの訪問者に愛されています。この寺院を訪れることで、参拝者はその深い歴史と文化を体感し、精神的な豊かさを得ることができるでしょう。

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