秋色に染まる高幡不動尊は、多摩地域でも指折りの紅葉名所です。
特に五重塔や大師堂まわりのモミジが見事で、写真好きの方から家族連れまで、幅広い世代が楽しめます。
本記事では、2025年の開催日や見頃、楽しみ方、混雑回避のコツまでを、初めての方にもわかりやすくまとめました。
境内の起伏に富んだ遊歩道や参道の茶店も秋色に映え、日中は建物の朱とモミジの赤が、夕方には灯りと薄暮の青が織りなすコントラストを堪能できます。
ライトアップや灯路の点灯日には、いつもの寺域が一変して幻想的な雰囲気に。アクセスは駅から徒歩数分と便利で、ベビーカーでも回りやすいエリアもあります。
初めての参拝でも迷わないよう、撮影のベストタイミング、御朱印・お守りの楽しみ、雨天時の過ごし方や持ち物チェックまで網羅。
地元ならではのグルメやお土産情報も添えて、秋の一日を余さず満喫できる実用ガイドとしてお届けします。
高幡不動のもみじまつりとは?
高幡不動尊と紅葉の魅力
高幡不動尊(金剛寺)は関東三大不動の一つ。境内にはイロハモミジや大モミジなど約1,300本規模の紅葉が点在し、五重塔/大師堂/鐘楼堂を背景にした紅葉は圧巻です。
初霜のころから葉色は黄→橙→深紅へとゆるやかに移ろい、晴天時は透過光が葉脈を際立たせ、曇天の日はしっとり落ち着いた色合いに見えます。
朝は空気が澄んで人も少なく、雅楽の音色や鳥の声だけが響く時間帯。夕刻には建物の朱と紅葉の赤が一層濃く映え、写真映えも抜群です。
裏山の遊歩道(ミニ霊場巡り)も自然豊かで、苔むした石段や小さなお堂が点在し、足元にはふかふかの落ち葉の絨毯。
途中の高台からは五重塔を見下ろす俯瞰の構図も狙え、ベンチで温かい飲み物を片手にひと息つきながら、静かに紅葉散策を楽しめます。
もみじまつりの開催概要
〒191-0031 東京都日野市高幡733
・会場:高幡不動尊(金剛寺)/東京都日野市高幡733(京王線・多摩モノレール「高幡不動」駅から徒歩約5分)。
境内は五重塔・大師堂・鐘楼堂・裏山遊歩道エリアに広がり、参道商店街と一体で楽しめます。案内板・御朱印所・手水舎・休憩所あり。
・内容:境内各所での紅葉観賞、写真撮影、御朱印・授与品の拝受に加え、期間中は限定御朱印や記念朱印が頒布されることがあります。
土日祝を中心に露店・キッチンカー・奉納演奏・ミニイベント等が行われる年も。実施内容は年により異なり、夜間には「たかはたもみじ灯路」など点灯企画が設定される場合があります。
・料金:拝観自由(境内無料)。※御朱印・授与品は初穂料が必要/護摩祈祷は志納料が必要です。
※特別公開や宝物殿拝観が行われる際は別途料金が設定されることがあります。駐車場は周辺コインPが中心で有料、混雑日は満車が続く場合があります。
2025年の開催日と時間について
開催期間:2025年11月18日(火)〜11月30日(日)
時間:9:00〜17:00(荒天時は内容変更・一部中止の場合あり)
※夜間は原則拝観終了ですが、「たかはたもみじ灯路」等の点灯日は夜も楽しめます(詳細は後述)。
目安:土日祝の11:00〜15:00は混雑しやすく、写真撮影やゆったり散策をしたい方は平日午前〜昼前が狙い目です。授与所・御朱印の受付は閉門前に終了する場合があるため、時間に余裕を持って参拝を。
補足:点灯実施日は安全確保のため入場動線が変更されたり、一部区域が立入制限となる場合があります。雨天時は足元が滑りやすく、裏山の遊歩道が通行制限になることも。最新の可否・開始時刻は出発前に公式の案内(寺院・自治体等)でご確認ください。
高幡不動尊でもみじまつりを楽しむ方法
エリア別のおすすめスポット
- 五重塔前広場:赤〜橙〜黄のグラデーションと塔のコラボが王道。午前中は逆光を避けやすく、塔の朱が映えます。午後は順光で紅葉の色が締まり、塔の瓦の質感も出やすいです。広角で塔を大きく入れるほか、中望遠で背景を圧縮して塔の相輪+紅葉の前ボケを狙うのもおすすめ。祝日は列ができるため、手すり側に寄って人流の切れ目を待つとクリーンな画が得られます。
- 大師堂・鐘楼堂まわり:建物の陰影と紅葉のコントラストが美しい撮影ポイント。回廊や柱越しに紅葉をフレーミングすると立体感が増します。地面の落ち葉じゅうたんもきれいなので、ローアングルで質感を強調しつつ、人物の足元だけを入れるスナップも効果的。
- 裏山の遊歩道(四国八十八ヶ所霊場巡り):落ち着いた雰囲気で人出も比較的少なめ。上から見下ろす視点で五重塔を入れた構図も狙えます。反時計回りに歩くと、塔が正面に現れるカーブが数カ所あり、ベンチで休みながらゆったり撮影可能。雨上がりは苔が潤い、石段が滑りやすいのでトレッキングシューズが安心です。
- 参道:参拝帰りに茶店や土産店をのぞきつつ、色づく街路樹を楽しめます。暖簾や提灯、湯気の立つ甘酒と紅葉を重ねると季節感たっぷり。灯路実施日には行灯の光が入り、柔らかい逆光でのポートレートにも最適です。
- 山門(仁王門)と石段:門越しに五重塔の赤をのぞかせる定番構図。朝〜昼の斜光で仁王像の陰影が強まり、重厚感ある一枚に。人の流れが途切れるタイミングを読んで数十秒待つのがコツ。
- 本堂前〜護摩受付付近:線香の煙と紅葉の重なりはドラマティック。露出を気持ちアンダーにして、煙の層と光芒を際立たせましょう。混雑が増える時間帯は参道側から望遠で切り取ると被写体が整理できます。
ライトアップと写真撮影の楽しみ方
- 点灯日のチェック:「たかはたもみじ灯路」(例年11月下旬の2日間程度)は、参道〜境内が灯ろうで幻想的に。2025年の実施詳細は直前公表が通例なので、開催可否・時間は直前に公式・自治体サイトで確認を。点灯開始の少し前に到着して明るさの移ろいを連続で撮ると表情が豊かになります。雨天・強風時は中止や縮小、順路の一方通行化・入場制限が入ることも。足元が暗くなるため小型ライトと**防寒(手袋・ネックウォーマー)**を用意すると快適。
- 撮影アドバイス:
- 夕方は**ブルーアワー(薄暮)**に合わせて到着し、空の青と灯り/紅葉の赤のコントラストを狙う。日没前後〜完全点灯までの変化をタイムラプスや連写で記録すると面白い。
- 露出は-0.3〜-1EVで締めると色が濃く出やすい。ハイライト警告を確認しつつ白飛びを防止、暗部はRAWで後処理。
- 人物入りのスナップは広角24〜28mm相当、建物+紅葉は中望遠50〜85mmで圧縮効果を活用。35mm前後は参道の行灯と人流の“抜け”を作りやすい万能焦点距離。
- 三脚は混雑時の迷惑になりがち。手すり固定+高感度+手ブレ補正で対応を。長秒が必要なら欄干や石垣にカメラを置く+セルフタイマー2秒で代用。係員の指示には従い、通路の占有・脚立の使用は控える。
- スマホ撮影:ナイトモードON、露出バーを少し下げると灯りの滲みが美しく出ます。広角と等倍で歪みを抑え、手すり固定でシャッターを切ると高精細。動画は4K/30fpsで、パンはゆっくり水平に。
- ホワイトバランス:オートで迷う時は電球/蛍光灯/晴天をトライし、色かぶりを見て微調整。RAWなら後で整えやすい。
- シャッター/ISOの目安:人のブレを止めたいなら1/60秒前後・ISO1600〜3200。流れを活かすなら1/8〜1/15秒で。手ぶれ補正搭載なら1/10秒程度まで粘れることも。
- 絞り:F2.8〜4で背景の行灯を柔らかい玉ボケに。F11〜16では行灯の**光条(スター)**を表現可能(レンズにより差あり)。
- 構図:山門の軒や回廊で額縁構図、石段のリーディングライン、水たまりのリフレクション、線香の煙+逆光で立体感。シルエットで人物をあえて黒く落とすのも雰囲気が出ます。
- レンズ/小物:50mm+マクロで葉の霜や水滴をクローズアップ。レンズフードでフレアを抑え、クロスフィルターで灯りを強調(好みで)。マイクロファイバーで結露対策。
- マナーと安全:フラッシュ多用は周囲の鑑賞を妨げます。祈祷や法要中の撮影は控える/音の出る機材はサイレント。段差・濡れた石畳・落葉は滑りやすいので注意。
食べ物やお土産の楽しみ
- 参道の茶店では団子・甘酒・草餅などの温かい甘味が人気。歩き疲れたら小休止を。ぜんざい/おしるこ、焼きいも、手焼きせんべいなどの軽食もあり、冷えた体を内側から温めてくれます。ベンチや腰掛けが点在しているので、食べ歩きは通路を塞がないようにして一息つくのがマナーです。
- 境内では御朱印(季節の切り絵御朱印などが出る場合あり)やお守りを拝受できます。限定授与品は売り切れることもあるので、午前中の拝受がおすすめ。あわせて御朱印帳の新調や秋限定デザインの御守・お札のチェックも。列が伸びる日は番号札対応になることもあるため、先に受付→待ち時間で散策が効率的です。
- お土産選びのコツ:参道の和菓子店や土産店ではどら焼き・最中・もみじモチーフのお菓子、地元のはちみつ・お茶・漬物など多彩。賞味期限が短い生菓子は帰路が長い場合保冷バッグが安心。家族用と配布用に個包装タイプを選ぶと配りやすいです。
- 温かいフードでリカバリー:冷え込みが強い日は近隣の飲食店でけんちん汁・うどん・そばなどの温かい一品を。ピークは混むので11時台の早めランチか15時以降の遅めが狙い目。
- 支払いメモ:小規模店は現金中心。一部でQR/交通系ICが使えることもありますが、小銭を用意しておくとスムーズです。
混雑状況とスピリチュアルな体験
リアルタイムで知る混雑状況
- **Googleマップの「混雑する時間帯」**で、現地の混み具合を当日チェック。
- X(旧Twitter)やInstagramの最新投稿で、行列や点灯状況、色づき具合を確認。
- 天気アプリの雨雲レーダーで雨の通過を見て、ピーク時間をずらすのも有効。
- マップのライブ混雑(実測データ):Googleの「現在の混雑」指標やライブ情報を参考に、人出の波を把握して到着・退場時間を微調整。
- 鉄道・道路の運行/渋滞情報:京王線・多摩モノレールの運行情報、主要道路の渋滞状況を確認し、到着時間を前倒し/後ろ倒し。
- 駐車場の満空情報:コインパーキング検索アプリやマップの「空き」表示を活用。満車が続く日は公共交通が確実。
- 周辺のライブ投稿・リール:ハッシュタグ「#高幡不動」「#もみじまつり」で直近1〜2時間の動画を確認し、人の流れや雨具の有無を把握。
- 混雑アラートの活用:天気・乗換アプリの通知をONにし、雨雲接近や運休情報をリアルタイム受信→予定を柔軟に調整。
狙い目:平日の午前/雨上がり直後/開門直後(9:00頃)。さらに気温が低い曇天日、小雨のち晴れの切り替わり、祝日明け(火〜木)は比較的ゆったり。灯路実施日は点灯開始15〜30分前の薄暮帯、または終了30分前が歩きやすい傾向。家族連れは参道→五重塔前→裏山の順に回ると滞留を避けやすく、写真派は開門直後→裏山高台→塔前の順で光の移ろいを捉えやすくなります。
お焚き上げの時間と意味
- お焚き上げ(焼納)は、役目を終えた御札・御守・だるま等を浄火で供養する儀礼。これまで守ってくれたことへの感謝の念を天に託してお返しするという考え方で、年末年始や節目の月に納める方が多いです。紙札や木札はそのまま、ガラスケースや電池など燃えない付属品は取り外すのが一般的なマナーです。
- 高幡不動尊では古札納所で随時受付され、焼納は寺内の適切な時刻に執り行われます(一般公開の法要とは別の場合あり)。受付場所・動線は当日の案内に従い、紙袋や紐どめでまとめて持参するとスムーズ。年末年始や毎月28日のご縁日は混み合う傾向があるため、早い時間帯の持ち込みがおすすめです。だるまや大きな授与品は担当者に相談して指示を受けましょう。
- 参拝と合わせて、護摩祈祷(お護摩)を受けたい方は、通常期は日中に複数回のご修行が設定されています(1日・15日、28日などは特別時間あり)。祈願内容(家内安全・合格成就・厄除けなど)を記入して護摩木の申し込みを行い、開始の目安時刻より前に受付を済ませて本堂へ。読経中は私語・フラッシュ撮影を控えるなど、作法と場の雰囲気を大切に。詳細な時間は本堂掲示・公式サイトで確認を。
- 持ち込みの可否と注意:寺社により受け入れ不可の物(大量の金属・ガラス・スプレー缶・電池等)があるため、内容に不安がある場合は事前に確認を。写真アルバムや人形・ぬいぐるみは気持ちの問題として受け付けが分かれることもあるため、現地の案内に従いましょう。
- 心の整え方:お焚き上げは「捨てる」のではなく感謝を伝えて手放す行い。合掌して一言感謝を述べ、新しい御札・お守りを迎える準備をすることで、来る一年への気持ちも整います。
2025年もみじまつりの見頃
もみじまつりの特徴と見頃
- まつり期間(11/18〜11/30)は、例年の色づきピークとおおむね一致。中でも**11月下旬(祝日を含む週末)**は最も華やかで、人出も増えます。**早紅葉の木(陽当たりの良い樹・標高差のある裏山側)**はやや先行し、谷筋や日陰の木は遅れて見頃を迎えるため、エリアごとに色づきの“濃淡”を楽しめます。
- 紅葉前線は気温次第で前後するため、直前の色づき情報(気象サービス・紅葉特集サイト)を確認してから計画を。寒暖差が大きい年(朝晩5〜10℃の差)は発色が良く、雨上がりや曇天は色が一段と深く見えます。視界がクリアな北風の日は遠景の抜けが良く、塔と空のコントラストも強まります。
- 色づきの目安:色づき始め→中盤(グラデーション期)→見頃→散り始め→落葉の順。**落葉期の“赤い絨毯”**も人気で、写真派はこのタイミングを狙う人も多いです。
- 樹種ごとの楽しみ:イロハモミジは繊細な切れ込みで逆光向き、オオモミジは面で見せる迫力があり順光でも美しい。参道周辺のイチョウの黄葉と組み合わせると、赤×黄のコントラストが生まれます。
- 混雑と天候の関係:晴れの週末は昼前後がピーク。薄曇りの平日・雨上がり直後は比較的ゆったり。灯路実施日は点灯直前〜直後が混みやすく、終了30分前は落ち着く傾向です。
秋の訪れと紅葉の楽しみ方
- 晴天の午前は透過光で葉脈が映え、午後は順光で建物の朱と紅葉が鮮やかに。
- 風が弱い日は落ち葉じゅうたんの写真もおすすめ。背景をぼかして、赤黄の玉ボケを活かしましょう。
- 時間帯別の楽しみ方:
- 朝(〜10:00):人出が少なく空気が澄む。裏山の高台から五重塔+逆光の葉透けが狙い目。
- 昼(11:00〜14:00):順光で色再現が安定。参道の店も開き、食べ歩きやお土産選びに最適。
- 夕方(15:00〜):斜光で立体感UP。仁王門の陰影や石段のリーディングラインが強調され、大人っぽい一枚に。
- 天候別のコツ:
- 曇天:コントラストが低く色ムラが出にくいのでポートレート向き。人物と紅葉の距離を取って背景を滑らかに。
- 小雨・雨上がり:濡れ紅葉の艶と歩道のリフレクションが映える。レインウェアと滑りにくい靴で安全に。
- 五感で楽しむポイント:線香の香りや梵鐘の響き、足元で落葉を踏む音も秋ならでは。小さなお堂や石仏に手を合わせ、ゆっくり呼吸を整えると、散策が一層心地よくなります。
- ファミリー向け:ベビーカーなら平坦な参道〜塔前広場が歩きやすい。休憩は人混みを外した裏山入口前のベンチなどでこまめに。キッズには**紅葉の色探し(赤・橙・黄)**遊びが好評です。
高幡不動もみじまつりを訪れる際の注意点
交通アクセスと駐車場情報
- 電車:京王線・多摩都市モノレール「高幡不動駅」より徒歩約5分。駅から案内板に沿って参道を進めば到着します。新宿方面からは京王線の準特急・急行利用で約30〜40分目安、立川方面からは多摩モノレールでアクセス良好。改札〜参道まではエレベーター/スロープのある動線が選べ、ベビーカー・車いすでも移動しやすいルートがあります。雨天時は駅ナカで身支度→傘を開くとスムーズです。
- バス:最寄りの**「高幡不動」停留所から徒歩圏。天候が不安定な日や、家族連れで荷物が多い場合の移動に便利。時刻は乗換アプリ**で直前確認を。
- 徒歩ルートのコツ:駅前の交差点は人の流れが集中するため、横断歩道は余裕を持って渡るのが安全。参道は石畳で濡れると滑りやすい箇所があるので、雨の日は歩幅をやや小さめに。
- 車:寺院の通常時駐車場(高幡699)ほか、駅周辺にコインパーキング多数。点灯日や週末は満車が続くため、公共交通の利用が確実です。どうしても車の場合は、到着時間を朝または夜にずらす/少し離れた駐車場に停めて徒歩が現実的。出庫集中が起きやすい17:00〜18:30は渋滞に注意しましょう。駐車場の高さ制限・最大料金は事前に地図アプリで確認を。
- 駐輪:駅周辺に駐輪場あり。混雑時は施錠の徹底と通行の妨げにならない場所への駐輪を。
- バリアフリー:駅構内に多機能トイレが整備されているほか、境内はエリアによって段差があるため、平坦ルートを優先して回ると安心。必要に応じて杖・簡易スパイク(ゴム製)を携行すると滑りやすい石畳でも安定します。
- 最新情報の取り方:出発前に運行情報/渋滞状況/駐車場の満空をアプリでチェック。現地では案内掲示や係員の誘導に従い、安全第一で行動を。
服装と持ち物のおすすめ
- 歩きやすい靴(裏山の散策路はアップダウンあり)。防滑ソールだと雨上がりや落ち葉でも安心。新調したばかりの革靴は避けるのが無難。
- 薄手のダウンやマフラー(日没後は冷え込みます)。さらに手袋・ニット帽・使い捨てカイロがあると、点灯待ちや写真待機中も快適。
- 折りたたみ傘orレインウェア(小雨でも紅葉は映えます)。レインカバー(バッグ・ベビーカー用)/タオル/ジッパーバッグで濡れ対策を万全に。
- モバイルバッテリー(写真・動画撮影で消耗しがち)。**ケーブル2本(Type‑CとLightningなど)**を持つと同行者のスマホも救えます。
- カメラ関連:レンズ拭き・ブロアー・マイクロファイバー、夜の結露に備えるレンズヒーター(あれば)。三脚は混雑配慮で極力不使用、どうしても必要なら人の動線外で短時間に。
- あると便利:ウェットティッシュ/ゴミ袋(落ち葉付着や飲食後の片付けに)、携帯ライト(足元確認用)、常備薬、子ども用のブランケット。
- 支払い:露店・小規模店は現金中心。小銭・千円札を適度に用意しておくと会計がスムーズです。
冬に向けたスピリチュアルな過ごし方
- 年の瀬に向けて、古札のお焚き上げや新年の御札・お守りの準備を。
- 心を整える写経・瞑想、家族の安全を願う交通安全祈願など、護摩祈祷と合わせて新しい一年に備えましょう。
- 一年の感謝とお礼参り:この一年の無事に感謝し、叶ったこと・学びをノートに書き出すことで心が整います。お礼の後に来年の祈願を伝えると気持ちの切り替えがスムーズ。
- 大掃除と心の整理:住まいの片付けとあわせて、不要な物や執着を手放す意識づけを。納めるべき授与品は早めに古札納所へ。
- 家族での時間:夕刻の静かな境内で深呼吸を3回、それぞれが今年の良かったことを一言ずつ共有。小さな儀式が、来年への前向きなエネルギーになります。
さいごに
2025年の高幡不動「もみじまつり」は11/18〜11/30・9:00〜17:00。まずは平日午前にゆったり参拝、その後は参道グルメや御朱印で秋の一日を満喫してみてください。点灯イベントの**「たかはたもみじ灯路」**は例年2日間程度の開催です。最新の実施日時は直前発表が通例なので、出発前に公式情報のチェックをお忘れなく。
おすすめモデルコース(半日):9:00開門→五重塔前で朝の柔らかい光を撮影→裏山の高台で俯瞰ショット→参道で早めランチとお土産→本堂で御朱印・お護摩→15:30頃から塔前で薄暮撮影。家族連れは平坦な参道中心に、写真派は裏山→塔前の順が効率的です。
雨予報の日の楽しみ方:レインウェア+防滑ソールで安全に。濡れ紅葉は色艶が増し、石畳のリフレクションが映えます。冷えたら茶店で甘酒やぜんざいで温活を。夜の点灯がある日は、小型ライトと防寒を忘れずに。
直前チェック:色づき具合・点灯可否・授与所の受付時間・交通の運行情報を確認。SNSの最新投稿(#高幡不動 #もみじまつり)も参考になります。無理のない計画で、安全第一の紅葉散策をお楽しみください。
まとめ
高幡不動のもみじまつり2025を紹介しました。
- 開催期間:2025年11月18日(火)〜11月30日(日)/時間:9:00〜17:00。点灯企画の有無は直前発表が通例。
- 見頃の傾向:下旬ピーク。早紅葉は裏山・日当たり良、遅めは谷筋や日陰。雨上がりや曇天は色が深く見えます。
- 楽しみ方:五重塔前・大師堂・裏山高台・仁王門前が定番。薄暮〜点灯の“青×赤”コントラストは必見。
- 撮影のコツ:-0.3〜-1EVで色を締め、ブルーアワー狙い。混雑時は三脚を避け、手すり固定+高感度で対応。
- 混雑回避:平日午前/雨上がり直後/開門直後。灯路は開始15〜30分前か終了30分前が歩きやすい。
- グルメ&御朱印:茶店の甘味で温活、限定御朱印は午前中の拝受が安心。お土産は個包装・保冷を意識。
- アクセス:駅徒歩約5分。車は満車リスク高めで公共交通が無難。出発前に運行・渋滞・満空を確認。
- 持ち物:防滑ソールの靴、防寒小物、レインウェア、モバイルバッテリー、レンズ拭き・ライトなど。
- スピリチュアル:お焚き上げや護摩祈祷で一年を整え、感謝とともに新年の祈願へ。
このポイントを押さえれば、初めてでも迷わず快適。安全第一で、高幡不動の“錦秋”を心ゆくまで堪能してください。
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